職人

独自製法、しらたき美味しさを北海道から届ける。平成15年創業ツチヤ

本日お伺いしたのは、しらたきとこんにゃくを製造している「ツチヤ」さんである。私は小学生の頃から無類のこんにゃく好きで、給食でおでんが出た時には人の目を盗んでこんにゃくを大量に入手していた。ばれた時には罵詈雑言を浴びていたのを今でも覚えている。そんな私にとってのツチヤさんは「こんにゃく〇ィズニー〇ンド」とでもいうべきなのだろうか。常時、胸が躍ってしまっていた。

 突然ですが、皆さん、しらたきやこんにゃくに対してどのようなイメージをお持ちだろうか?「ブヨブヨしてる、味がしない、こんにゃく独特の臭いがある」などマイナスのイメージが強い方が多いのではないのだろうか?こんにゃく好きの私からすると、まだ本当のこんにゃくの美味しさと巡り合えていないと言いたいところ。

なのでこの記事が、ツチヤさんで作られる「しらたきとこんにゃく」と皆様の素敵な出会いの場となるようお届けします!

※こんにゃくこんにゃく言ってますが、しらたきがメインの紹介になります(笑)

【今回のcreator】

土谷泰造様

代表取締役。1942年生まれ、函館出身。2003年に有限会社ツチヤを創業。

16歳からこんにゃくとしらたきの製造に携わっており、長年の経験を活かして独自の製法を編み出してきた。

ツチヤとしらたきの出会い

よろしくお願いします!土谷さんがしらたきとこんにゃくを作り始めたのはいつからですか?

中学校卒業した後だから、16歳から始めました。豆腐の資材屋に住み込みで働き始めたんですけど、傍らでしらたきとこんにゃくを製造していたんです。

豆腐の資材屋で働き始めたことがきっかけだったんですね!ちなみになぜ豆腐の資材屋・・・?

とにかく出稼ぎしたいという想いが強くて、友人に紹介してもらったんです。当時は、豆腐やこんにゃくへの想いは一切なかったんですよね。

そうだったんですね!ということは働き始めてからこんにゃくにのめり込んでいったのですか?

その通りです。最初は自転車でこんにゃくを運ぶ仕事が多かったんですけど、生産にも携わるようになって、どんどん詳しくなっていったんです。

ちなみにいつまで豆腐の資材屋で働かれてたんですか?

16歳から60歳までそこで働いていました。だからもう、詳しくなって生産から機械の修理まで何もかも自分でできるようになりました(笑)

そして豆腐の資材屋で働いていくうちに、自分の今までの経験を詰め込んだしらたきを堪能してほしいという想いが強くなって、2003年にツチヤを創業しました。

現在のツチヤさん!

ツチヤのしらたきの美味さに迫る

販売されているしらたきとこんにゃく!

では皆さんお待ちかね、ツチヤさんのしらたきの紹介です。全国でしらたきが製造されている中で、なぜわざわざ北海道のツチヤさんの商品を推すのか、紹介していきます!

今取材では、しらたきの製造現場に立ち会うことに成功。

ツチヤさんのしらたき押しポイントはずばり、「手作り、独自製法」「細いのにも関わらず、食感がしっかりしている」「こんにゃく特有の臭いがしない」「しらたきに凹凸があり、味が染みやすい」「素材にこだわっている」こと。

聞くだけでわかる、別次元のしらたきだ!

では、土谷さんではどのようにして製造されているのだろうか。見ていくとしよう。

あの白く輝いているのはまさか!

そうです。シャワーみたいなところからにょろにょろ出てきているのがしらたきです。

お湯の中でかき混ぜた後、丁寧に水洗いしていきます。

―水洗いをそこまで丁寧に行う理由は何ですか?

皆さんが気になるアクや臭みを徹底的に取り除くために行っています。ご家庭で調理いただくときにアクや臭みを気にせずに召し上がっていただけます。

なるほど。しらたきやこんにゃくはアクが出やすいので、料理好きの皆さんこれは朗報です!

ますます、しらたきの独自製造方法についてもっとお聞きしたくなったのですが・・・

教えたいところなんですけど、ここからは企業機密になります(笑)

致し方なし・・・

ツチヤが掲げる想いとは

今度も続けていきたいことはありますでしょうか?

素材などの価格は気にせずに、美味しいものを追求し続けていきたいです。

お客様に美味しいと喜んでもらいたいという想いが伝わってきます。

どうせやるならおいしいものを作りたいし、自分が食べて美味しいと思えるものを届けたいです。自分が美味しいと思って作ったものを、更にお客さんが味わって食べてくれたらこれほどうれしいことはないです!

他にも販売場でこのようなものを見つけました。

これは本来であれば工場見学に来るはずだった子どもたちからのメッセージになります。ツチヤさんは、職人としてしらたきとこんにゃくを提供するだけでなく、地域の子どもたちとの交流も行っています。地域の方々を大切していきたいという想いも感じることができました。

食べてみました

※「食べてみました」のコーナーは、国産表記にしかこだわりをもっていなかった東京出身大学生が、北海道で食材の奥深さと向き合うコーナー。

今回食べてみたのは「しらたき」。

食べ方:すき焼き~生意気坊主風~

料理苦手ですが頑張って作りました!

―しらたきいただきます。

取材で溜まった食べたい欲を解放したかのごとく、しらたきを頬張ってしまった。もしかしたら下品な食べ方だったかも知れない。でも許しておくれ、だって好物なのだから。

口に入れ、目を閉じる。そこに写ってきたは滝行をしている私だった。「なぜ滝なのか?」と疑問を持ちつつ、近づいて見ると驚いた。なぜなら私がうたれていたのは滝の水ではなく、きめ細やかなしらたきだったからだ。目に写った情景は、しらたきの美味しさで気絶しないように耐えている私を表していたのだ。なんて幻想だ・・・

うますぎる。しらたきは細いのに噛み応えのある食感が絶妙だ。あと何といっても、だしを最大限吸収していて、すき焼きを食べているという実感を感じさせてくれた。調理してもアクは出なかった。ツチヤさんのしらたき、いままで食べてきたしらたきの中で別格である。

取材を終えて

しらたき、こんにゃく以外の商品もあります!

ここまで読んでくださった皆さんありがとうございました。皆さんとツチヤさんとの出会いの場となりましたでしょうか?今取材を通して、ひたすら一つのものを追求し続けるベテラン職人のすごさを身に感じました。独自に探究し続けるスピリット、貪欲に突き進んでいる姿はとてもかっこよかったです!

しらたきとこんにゃく、産地にこだわらなくていいだろうと思っていた方々に、ぜひ一度ツチヤさんの商品を手にして頂ければとても嬉しいです。改めて、ありがとうございました!

有限会社 ツチヤ

名称有限会社 ツチヤ
おすすめしらたき、こんにゃく
住所〒041-0843 北海道 函館市花園町25番6号
定休日毎週日曜日
営業時間8:30~18:00
備考
ABOUT ME
松井 康太
ロカラインターン生の松井です。12年間バスケットボールをしてきたこともあり、体力と熱中力には自信があります!生粋の東京人で、北海道のことは右も左もわからない新参者ですが、持ち前のガッツと探究心で、北海道・函館の魅力を皆様にお届けできるように頑張ります!!