横津岳と大沼に囲まれた秀峰駒ヶ岳が望める大自然

大沼周辺の土地は昔から肥沃な場所として知られている。ガロハーブガーデンが長年に渡り有機栽培を続けてこられるのもこの肥沃な土があってこそ。秋に畑の土と残った草花を混ぜ合わせ腐葉土状にする、肥料はこれだけだ。

「いつもハーブは雑草に埋もれています」と健さんは言うが、力強い土と有機栽培ならではの光景だろう。ミント、バジル、クレソンなど数十種類のハーブを栽培している大沼ガロハーブガーデン、5年ほど前から養蜂にも取り組み始めた。
ここだから作れるハーブ香る芳醇な蜂蜜

大自然に囲まれ、近隣の山にはアカシアや栗など、ミツバチが好む樹木が多く養蜂に適しており、初夏にはそれらの木々の花蜜から取れる蜂蜜が出来上がる。クセがなく爽やかな甘みの蜂蜜だ。
夏の終わりから秋にかけては、農園で咲くハーブの花々から花蜜が取れる。ハーブの香りが口いっぱいに広がり芳醇な甘さが楽しめる蜂蜜だ。

最初は1箱の巣箱ではじめ、今では20箱程。通常の養蜂家と比べて一割程度の規模とかなり小さい。
「考え様によっては悪くないですよ、小さいから一つ一つ手間をかけられます。それにハーブの花は限りがありますからね、あまり多くても蜜が集まらないんです」。
大沼ガロハーブの生はちみつ、盛夏(high)は本当にハーブはちみつのようだ。


これからの大沼ガロハーブガーデンの挑戦
さらなる蜂蜜の改良をすべく、花をつけるハーブの数を年々増やしているという。「花が変わると蜂蜜の味も変わります。毎年どんな味になるのか楽しみですよ」
笑顔で話す健さん。自然豊かなこの大地で、長年ハーブ栽培を続けてきたからこそ作れるはちみつなのだろう。
来年のはちみつはどんな味になるのだろうか、楽しみだ。
ライターが選ぶ!大沼ガロハーブガーデンおすすめの商品

非加熱 生はちみつ 初夏 350g
完熟生はちみつは加熱処理を一切しておらず、はちみつ本来の味を楽しめます。非加熱のため、酵素やビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。また、大沼ガローハーブ特有のほのかに薫るハーブの香りも、失われることがなく、ナチュラルなはちみつに仕上がっています。ぜひご賞味ください。
大沼ガロハーブガーデン
名称 | 大沼ガロハーブガーデン |
住所 | 北海道亀田郡七飯町上軍川 |
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