オーガニック農園みよいの歴史

昭和25年頃、先代が一面草木が生い茂ったところから切り開き就農したのがみよい農園の始まり。1970年代後半に現在の2代目明井清治さんが20歳になったのを機に代が変わりました。以降、2019年現在で40年以上に渡り明井さんはかぼちゃを続けています。
就農当時は森町で盛んに栽培されてたみやこかぼちゃを中心に5~6種類を栽培し、どの品種が良いのか試し味平かぼちゃにたどり着きました。その後も品種選定を繰り返し現在栽培しているくりりんかぼちゃに巡り会いました。 2010年頃から栽培する品種を一つに絞り、48haほどの農場でかぼちゃ「くりりん」一本で有機栽培をしており、年間に約720tものかぼちゃを生産しています。
かぼちゃでは他には類を見ない糖度25度以上の「黄金のかぼちゃ」が首都圏の百貨店で販売されており、今や全国のかぼちゃ生産者の中で日本一と称されるみよい農園ですが、ここに行きつくまでは試行錯誤の連続でした。
土づくりや肥料づくりなどは細部にまでわたり研究し勉強を重ねて実践する、何度も何度もそれを繰り返すことにより今の納得できるかぼちゃづくりにたどり着きました。しかし、みよい農園はそこで満足することなく今尚研究を重ね、新しいことにチャレンジしています。
やるからには日本一のかぼちゃをつくる

みよい農園はJAS有機認証を取得したオーガニック農場です。明井さんが就農した当時は有機栽培という言葉がない中、付加価値の高い日本一のかぼちゃをつくりたい一心で無農薬栽培を始めました。 しかし、今みよい農園が目指す日本一のかぼちゃとは単純に品質がよく甘いオーガニックかぼちゃということではありません。
戦後の日本の農業の歴史の中、農業大国北海道に置いて本当に安全な野菜とは何なのかを考えるようになりました。味や品質が良いかぼちゃをつくることはもちろん大切にしています。それに加えて漢方薬に匹敵するような栄養価が高いかぼちゃをつくること、それがみよい農園がめざす日本一のかぼちゃづくりです。
日本一のかぼちゃをつくるために有機とは根本的にどういうことなのか?微生物が活発に働くにはどうすることがいいのか?と土や微生物について勉強と研究を重ね様々なことを試しました。 その中で微生物とミネラルには深い関係があることがわかりました。
ミネラルを与えながら育てることに着目した時、地球上のミネラル分はどこにあるのだろうか?と一つの疑問が生まれ、海には無数のミネラルが存在することに気が付きます。 森町はホタテの養殖が盛んで、その貝に付着した付着物を利用した堆肥を土に与え、さらには八雲町熊石の海洋深層水を与えるようになりました。
それから、かぼちゃの品質が向上し糖度もぐんと上がってきました。栄養価も向上し、みよい農園が目指す日本一のかぼちゃに着実に近づいてきました。 これからもかぼちゃの栄養価をいかに上げるかにチャレンジし漢方薬に匹敵するかぼちゃをつくりあげたいと今も様々な観点から研究を続けています。
たくさんの人にいろんな形でみよい農園のかぼちゃを食べてもらいたい
48haという広大な作付け面積で年間720tのかぼちゃを生産しているみよい農園。全てが製品として出荷できる訳ではなく、大きさが小さかったり形が悪いものも中にはあります。 ですが、中身はみよい農園自慢のかぼちゃと変わらない美味しさです。味が変わらないので直売所で買ってくれるお客さんもいますがその数にも限界があります。
みよい農園ではそんな規格外のかぼちゃを破棄することなく、食材としてもそのままでも美味しく食べてもらえるようにペースト状やスライス状した加工品を製造し提供しています。
様々な形でみよい農園のかぼちゃを食べてもらえるように、これからも品質の高いかぼちゃづくりを続けていきたいです。
ライターが選ぶ!みよい農園おすすめの商品

うらごし有機かぼちゃ ペースト
糖度20以上の有機かぼちゃくりりんのみでつくるかぼちゃペースト。原材料はもちろん有機かぼちゃのみ、そのままサラダにもお菓子づくりにも、赤ちゃんの離乳食にもおすすめです。奥さんの料理の時短にもなりますし、子育てママの味方にもなる食材です。
オーガニック農場 株式会社みよい
名称 | オーガニック農場 株式会社みよい |
おすすめ | かぼちゃペースト |
住所 | 〒049-2141 北海道茅部郡森町字駒ケ岳589-3 |
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