重度のアレルギーを克服させた秀明自然農法とは

富樫さんは、秀明自然農法を継続して行うことによって薬に依存しない、健康な身体を維持することができるようになった。秀明自然農法の教えは、「自然がすべてを教えている。自分の心を開き、清らかにして自然の声に耳を澄ませ、自然から学び、あらゆるものと心を通わせ合うこと。」
同じ畑に毎年同じ作物を育てる「連作」は、慣行農業では、主要な野菜のかなり多くのものが、生育が悪く収量が低下する連作障害を起こすのが常識とされている。しかし秀明自然農法では、どの作物にも連作を推奨している。自家採種した種子が土になじむのとともに、土もまたその作物に慣れ親しんでいき、「連作するほど、その圃場の土には、その作物を育むべき適応性が自然に醸成される。」
自家採種と連作を重ねるほど、土と作物は本来の力を高め合うことができるという。自然堆肥以外のいささかの不純物も混ぜることなく、土を尊び、土を愛し、土を清浄にすることによって、土が本来持っている力を発揮させる、人の健康は自然と切り離せないと身をもって感じて来たという。
せたな町の自然環境と「秀明ナチュラルファーム北海道」の思いが調和して生み出された作物や加工品

自然を尊重し、自然の力に順応して暮らすという理念と、恵まれたせたな町の自然環境、「秀明ナチュラルファーム北海道」の思いが調和して生み出された作物や加工品は多くの反響を呼んでいる。 自然界のあらゆるものは、月や太陽の影響を受けていて、月の引力が地球上の液体に与える影響や月の満ち欠けや満月と重力と水の関係まで意識し農作業などに生かしているのだそう。光の波長で集まってくるバクテリアの種類や夕日を浴びると旨味のあるバクテリアが集まってくる事。
光が植物にあたり根を通し土の中に伝わり、その光をめがけて、波長に合わせたバクテリアが作物に集まってくる事。 土の中にも根から伝わる光や今まで繋いでくれた植物が受けた光を引き継いだ種から放出される光の世界がある事。プリズム、バクテリア、抗酸化、光のバランスなど、そんな自然のサイクルから計算されて作られた農作物(水稲、大豆、菜たね等)の栽培とこれらの原料を使用した加工品の製造を行っている。瀬棚で育った作物は、芳醇な何とも言えない温かい味がする。
都市住民や料理人と交流重ね新しい農業の世界 山の会

山の会の代表を務める富樫さん。新規参入や有機畜産の下地があったせたな町で、「農業者のコミュニティを創り、独自ブランドを生みだせないか」とその試みを実現するために有機農業者グループ「やまの会」。 若手の有志5人の有機農業者が自発的に集まり、生産した食材を軸に料理人などとつながり、交流の輪を広げる。
活動は、北海道内でも貴重なものとなっている。 経済第一主義に走らず、さまざまな人たちとの交流のなかで、環境を守りながら豊かな有機農業の世界を追求する。
活動の一つ「やまの会レストラン」は、仲間たちに声をかけ、野菜や畜産物などを持ち寄り、食事会を開いて交流することから活動が始まった。会員の食材を使い有名シェフがコース料理を作るり、それを味わってもらうイベントである。シェフや都市住民ら 一緒に農場で料理を作る。有機畜産のすそ野も広げる。ネットで告知すると、すぐに満席になるほど好評だという。「やまの会」の今後の活動に期待が高まっている。
健康を求める人達、アレルギーに苦しむ人々のために作り続けたい

現在ではアレルギー数値が24000IGE(健康な大人の平均値は170~240IGE)もありながら全く薬に依存せず健康な体を維持することが出来るようになった。
数年前に酷いアトピー体質を克服し健康に自信が持ち、次なる大きな目標に進むことを決意したという。「命がけで健康になるためにすべてのエネルギーを注ぎ込んできた。このエネルギーをこれからは、アレルギーに苦しむ人々のために、そして健康を求める人たちのために注ぎたい。せたな町が与えてくれた、これらの体験と感謝を多くの人々に伝えるためにエネルギーを注いでいきたい」と語る。
有限会社 秀明ナチュラルファーム北海道
名称 | 有限会社 秀明ナチュラルファーム北海道 |
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住所 | 〒049-4826 久遠郡せたな町瀬棚区東大里188番地31 |
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