歴史ある醸造メーカーとしての歩み

道内の醸造業者大手「5大メーカー」の一角として道南の八雲町に工場を構えている。明治維新後、北海道には全国から旧藩主による開拓団が組織されたが、道南の八雲には尾張徳川家が家臣団を引き連れて入植した。
明治16年、開拓地の自給自足と地元住民の食生活安定のために徳川家の命で味噌・醤油の製造が着手されたが、その際に商標として用いられたのが尾張八郡を象徴する印「丸八」(マルハチ・現在は名古屋市の市章ともなっている)。明治21年、先祖代々徳川家に仕えていた服部家は名古屋から八雲に移住し、酪農、大豆・でんぷん栽培、ソース製造を開始した。そして昭和2年の服部醸造の創業から、平成29年には90年の歴史を築き、伝統の「マルハチ」を受け継いで今日まで続いている。
地元食材100%の味噌造りへのこだわりと地元八雲への思い

八雲町は平成17年の合併により旧八雲町、旧熊石町が一体になり、日本で唯一、太平洋と日本海に面する町「二海郡」になった。 それにより八雲町単独で良質な大豆、米、海洋深層水を供給できるようになった。大豆は旧八雲地区から粒が大きく肉厚で、甘味も強く、味噌の原料として最適なものを使用し、米は旧熊石町相沼町区にあるの米作農家から協力してもらっている。 そしてミネラル分が豊富な熊石地区の海洋深層水を塩分の一部として使用している。服部醸造は地元食材100%で造るこだわりを持っている。
これには単に地元食材を使うという事だけではない。合併した旧八雲町と旧熊石町を地元の食材を使うことで、人々をもつなぐきっかけとなればという思いが込められている。八雲に根付き味噌を造り続けてきた服部醸造だからこその強い思いである。
ライターが選ぶ!服部醸造おすすめの商品

麹・もろみ 5種詰め合わせ
塩麹やおしょうゆの代わりにも使えるしょうゆ麹。ごはんのおかずやお酒の肴にも合うもろみ。そのままご飯やお料理にも使える金山寺みそ・わさび。創業80年を超える地元食材100%使用にこだわった老舗味噌屋がお届けする150gの小分けスタンドパックのギフトセットです。
服部醸造株式会社
名称 | 服部醸造株式会社 |
おすすめ | 麹・もろみ 5種詰め合わせ |
住所 | 〒049-3105 北海道二海群八雲町東雲町27 |
営業時間 | 9:00-17:00 |
定休日 | 土曜・日曜・祝日 |
発送可能日 | 営業日 |
備考 | – |
